インテリアコーディネーター二次試験を独学で合格するための勉強方法

紙の上に並べられた文具

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このブログでは次の悩みを解決します。

  • インテリアコーディネーター二次試験を独学で合格するための勉強方法を知りたい
  • 独学のメリット・デメリットとは?
  • 試験の詳細や必要な道具などの基本的なことを知りたい。
  • 勉強に必要な期間は?

こういった疑問に答えます。

私自身インテリアコーディネーターとして活躍して10年目。

現在はフリーランスのインテリアコーディネーターとして活躍していて、インテリアコーディネーターの資格も取得済です。

私がインテリアコーディネーターの資格を取得した時の勉強方法もふまえて分かりやすく解説します。

目次

インテリアコーディネーター二次試験を独学で合格するための勉強方法

花とコーヒーと本

スケジュールを立ててゴールまでの道のりを把握する

まず始めに勉強のスケジュールを立ててゴールまでの道のりを把握することが大切です。

なぜなら、どのくらいの期間勉強が必要で、どの項目にどのくらい時間を割り当てることが必要か事前に計画をすることで、効率良く勉強を始めることができるからです。

またゴールまでの道のりを知ることで「ここまでできた」「あとどれくらい」を把握することができ、気持ちの面でも勉強を継続しやすくなるからです。

私がインテリアコーディネーターの二次試験を取得した時はスクールに通っていたので、勉強期間とスケジュールは細かく決められていました。

スケジュールがあることで、効率的に勉強をすすめられたと実感しています。

また「ここまでできた」「あとどれくらい」という気持ち以外にも「今日はここまでやらないと」という気持ちになり、必然的に自分を追い込むこともできました。

「独学だしスケージュールを作ることも難しい」と思われるかたもいらっしゃると思います。

この後の項目で、私が独学で勉強するためのスケジュールを作成し紹介いたしますので是非参考にしてみてくださいね!

必要なテキストや過去問題を購入する

スケジュールを立ててゴールまでの道のりを把握することができたら、次にテキストを購入します。

おすすめのテキストや過去問に関しては次の記事を参考にしてください。

独学で学ぶための本を選ぶポイントについてもまとめてあります。

毎日継続して勉強をする

合格につながる勉強方法は毎日勉強を継続することです。

こちらの記事の中の「合格につながる勉強方法」「勉強を継続するためのコツ」で継続することで合格につながりやすくなる理由と継続する為のこつをまとめてありますので是非読んで下さい!

時間帯を決めて勉強をする

毎日時間帯を決めて、同じ時間に勉強をすることでより勉強を継続しやすくなります。そしてその時間帯は午前中の早い時間がおすすめです。

なぜなら、朝の早い時間は疲労も少なく、頭もスッキリしている状態なので情報が頭に入りやすいからです。

私も1日のタスクをこなしていく順番は、重要な作業は朝の早い時間や、午前中には終わらせるようにしています。

逆に午後の仕事を終える前に疲れやすい作業をするようにしています。

私の場合はメールの確認は情報量も多く疲れやすい作業になるのでこのタイミングでするようにしています。

以前は朝一番にメールの確認をしていましたが、午後の仕事を終える前に確認をするようになってから、疲れずに集中することができて効率よく仕事をすすめることができます。

「今までの習慣を変えるのはなかなか難しい・・」と感じる方も多いと思いますが、一度この方法を取り入れていただくと、勉強のしやすさを感じて、気づいたら習慣になっていると思いますので是非取り入れてみてくださいね。

独学のメリット・デメリット

BADとGOODと書かれた紙を手で持っている

独学で勉強をするメリットは費用を抑えることができることです。

独学なので最低限必要なテキストや過去問題集の費用がかかりますが、それ以外は基本的にはかかりません。

ある程度インテリアや建築に関する知識がある方で「とにかく費用を抑えたい」と思っている方にはおすすめです。

逆に、独学で勉強をするデメリットは、独学で勉強を始めたものの独学が無理だと思い、途中でアプリや通信講座などの他の勉強方法を検討する必要が出てきて、タイムロスになる可能性があることです。

自分が独学で勉強できるのか、できないのか勉強を始める前に時間をかけてよく考える必要があります。

少しでも、独学の勉強に不安を感じるのであれば、最初からアプリや通信講座の利用を検討していただくことをおすすめします。

費用がかかっても、独学よりも効率よく学べて、合格する確率が上がるので無駄にはならないと思います。

インテリアコーディネーター二次試験の詳細

チェックリストにピンクのマーカーで✔を入れている

■試験日:12月の第一日曜日に試験日が設定されていて2024年は12月8日(日)に実施

■実施時間(予定):事前説明12:15~12:30(15分)、実施時間12:30~15:30(180

分)

■受験資格:過去3年以内に一次試験に合格していること

■受験料:同一年度内に一次試験と二次試験の両方の受験を希望する場合 14,850円(税込)

  過去3年以内に一次試験に合格していて、二次試験のみ受験する場合 11,550円(税込)

 ■試験内容:プレゼンテーション(製図試験)と論文による、インテリア計画の提案に関すること

■合格率:一次試験の合格率は30%前後で、二次試験までの合格率は22~25%で、比較的難易度の高い資格 

こちらの記事では製図試験で出題される各図面の内容を難易度別にまとめてありますので、良ければ合わせて読んで下さい。 

二次試験に必要な製図道具

並べられた色鉛筆

絶対に必要なもの

①シャープペンシルまたは鉛筆

シャープペンシルであれば線の太さを選べるのでお勧めです。

太さは0.3㎜、0.5㎜あたりで出来れば製図用が描きやすくて良いと思います。

製図用と普通のシャープペンシルの違いは、芯が折れにくいことが挙げられます。

また重心の位置が低かったり、ペン先が長めで紙面が見やすかったりするため、細かい作業に向いているのが特徴です。


こちらの商品はカバ材を使用したシャープペンです。カラーも5色から選べてデザイン製も高く、さらに各カラーごと0.3㎜or0.5㎜と選べるのでおすすめです。

②色鉛筆(18色以内)※軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限る。全体が芯でできたもの等は不可

もしこれから購入するのであれば消せるものだとより安心です。

私は普段使っていたもので試験を受けましたが、着色するのは試験の最後にするので時間がギリギリで焦って塗ったことを覚えています。

間違えることがあったときのために、消せる物の方が安心だと思います。


こちらの商品は18色入っていて、消しゴムで消すことができてさらに、落としても芯が折れにくい色鉛筆です。二次試験で使うのにピッタリの商品ですね!

③消しゴム

普通のものでも字消し版を使えば細かいところも消せますが、スティック消しゴムがあればペンのように持てるので消しやすく、細かいところも消すことができるのでおすすめです。


消しゴムの先端が角形なので細かいところも消しやすく、強度もあるのでおすすめのスティック消しゴムです。製図だけではなく手帳などの普段使いができるのもいいですよね!

④字消し版

普通の消しゴムの場合は必ず用意が必要になります。

スティック消しゴムでも念のため用意しておいた方が安心だと思います。

⑤直定規(30cm以内)

マスで平行をとるのでマスが入ったものがあるとかなり便利です。

私は30㎝のものを最初使っていましたが長すぎて使いにくかったです。

その後、20㎝程度のものを購入して使用したところ、使いやすかったので20㎝程度の定規がおすすめです。

⑥コンパス

試験で、例えば円形のダイニングテーブルが出題された場合は大きな円を描く必要があり、円型のテンプレートだけではサイズが足りないので、このような時の為にコンパスも購入しておいた方が安心です。

⑦型板(テンプレート)円型だけのもの

扉の開き勝手や照明器具を描くときに便利です。コンパスだけでも円型は描けますが、描くまでに間隔を調整する時間が必要になり、手間がかかりますので用意しておく必要があります。

あった方が良いもの(使わない可能性もあり)

①三角定規

平行をとるときやパースを描くときに使用します。

私はマスが入った直定規で平行をとっていたので、三角定規を持っていましたが使わなかったです。

②勾配定規

角度を取って描く必要はほとんどないことと、もし必要があっても他のもので代用ができると思ったので私は購入しませんでした。

③製図用ブラシ

製図用ブラシを使用することで、図面を汚さずに消しゴムのカスを取り除くことができます。

私はブラシがなくても問題がなかったので、こちらも購入しませんでした。

④ミニ鉛筆削り

試験中は色鉛筆の先が折れることがある以外はあまり使わないかもしれませんが、試験を受ける前に色鉛筆の芯を準備しておくときにあると便利です。

⑤筆箱

私は会場まで筆記用具を入れて持っていくのに使いました。

試験中は必要な筆記具を机の上においていましたが、焦って落としてしまう可能性もあったかもしれません。

そのため、立てられるタイプのものだと試験中に机に置いても邪魔にならず便利です。

勉強に必要な期間とスケジュールについて

黒板に白いチョークで描かれた文字と図

一次試験試験後に勉強を始める場合

この場合は勉強できる期間がおおよそ2ヶ月です。

2次試験で勉強が必要な項目は平面図、パース、立・断面図、アイソメ図、論文です。この5項目を2か月で全て勉強する必要があります。

2ヶ月を週数に換算すると約8週間です。

8週間の勉強の内訳は

平面図2週間

パース1週間

立・断面図1週間

アイソメ図1週間

論文1週間

過去問題を解く2週間

上記の割合で勉強することをおすすめします。

平面図は必ず毎年出題されること、過去問題を繰り返し解くことは重要になるので2週間に設定しました。

私が二次試験を受けた時は、一次試験に合格した後から勉強を始めたので、勉強した期間はおおよそ2ヶ月でスクールに通っていました。

週1回の授業を約2時間と、それ以外の日も1日2時間は勉強することを毎日継続していました。

その結果、二次試験を一発で合格することができました。

この経験から1日の勉強時間は最低でも2時間は確保するのが理想的です。

二次試験のみ受験する場合

この場合はもう少しゆとりをもって勉強することができ、最短の勉強期間はおおよそ3ヶ月です。

3ヶ月を数週に換算すると約12週間

平面図3週間

パース3週間

立・断面図2週間

アイソメ図1週間

論文1週間

過去問題を解く2週間

上記の割合で勉強することをおすすめします。

平面図とパースは難易度が高いので3週間に設定しました。

この場合も1日の勉強時間は最低でも2時間は確保するのが理想的です。

こちらの記事の中で平面図、パース、立・断面図、アイソメ図、論文それぞれの詳細と難易度をまとめてありますので、よろしければ合わせて読んでいただき、スケージュールを組むときの参考にしていただくことをおすすめします。

まとめ

今回はインテリアコーディネーター二次試験を独学で合格するための勉強方法について解説させていただきました。

ご紹介させていただいた勉強方法を参考にしていただき、さっそく勉強をはじめてみてくださいね!今回の方法が参考になれば嬉しいです。

もし「独学で勉強するのは難しそう」と思った方は、費用はかかりますが通信講座やアプリの利用も検討してみてください。

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