インテリアコーディネーターの仕事に必要な資格を5つまとめました

女性の仕事風景

このブログでは次の悩みを解決します。

  • インテリアコーディネーターの仕事に必要な資格を知りたい
  • インテリアコーディネーターの仕事をする上で資格を取得するメリットは
  • インテリアコーディネーターの仕事は資格がなくても出来るのか?

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、インテリアコーディネーターとして活躍して10年目。インテリアコーディネーターを始め、インテリアに関係する資格を3つ取得済です。

この私が、分かりやすく解説していきます。

本記事の内容

目次

インテリアコーディネーターの仕事に必要な資格をまとめました

コーヒーと本と白い花

インテリアコーディネーター

私も取得した資格の一つです。

取得をしようと思ったきっかけは、インテリアコーディネーターの仕事に興味があり、その仕事を目指しインテリアコーディネーターの資格があれば強みになると思ったこと、インテリアが好きだったことの2つです。

私は取得するまでに苦労しました。一次試験は3年かかりましたが、二次試験は1回で合格することができました。

インテリアの仕事未経験がゆえか難易度は高く感じました。

試験は1年に1回で1次試験は9月中旬から10月中旬に。二次試験は12月の第一日曜日に試験日が設定されています。

一次試験はCBT方式(テストセンターに設置されたパソコンを使用して受験するもの)で120分。9つの分野から出題され全36問あり、基本的な知識から実務的な問題も出題されます。インテリアに関する幅広い内容が問われる試験です。

二次試験は論文とプレゼンテーション(製図)の試験で制限時間は180分です。

合格率は22~25%ほどと難易度の高い試験です。

整理収納アドバイザー

私も2級を取得しました。

取得をしようと思ったきっかけはスキルアップがしたかったからです。

インテリアコーディネーターの仕事していて、収納に関する悩みを持っているお客様も多かったので必要性を感じていました。取得後は自宅の収納方法に活用できていて、仕事だけではなくプライベートでも大いに役に立つ資格だと感じています。

2級では整理収納の基本的な考え方から具体的は収納方法、実践的なコツまで理論に基づき詳しく学ぶことができます。

準1級は整理収納の知識をより深めたい方や、整理収納が苦手な人にアドバイスをしたい方、整理収納アドバイザー1級を取得したい方向けの資格です。

1級はプロとして整理収納を仕事にしていきたい方向けの資格です。

2級・準1級は講座を受講すれば取得できますが、1級は試験があり一次試験の合格率が70%程、二次試験が80%程で難易度はそれほど高くないようです。

住環境福祉コーディネーター

私も2級を取得しました。

取得したきっかけはスキルアップと給料アップの2つです。

取得をしようと勉強を始めたときは、インテリアコーディネーターの仕事をしていて毎日忙しかった時です。

最初は独学で本を購入して自力で勉強しようと思いましたが、文字ばかりのテキストを仕事の後や休日に読む気になれず、テキストが分かりやすく効率よく学べるカリキュラムのユーキャンの通信講座を受講して1回で合格できました。

取得後は仕事に資格取得で得た知識を生かすことができました。

2級では実務に生かせる程度の知識・能力を取得することができ、1級では住まいにとどまらず、日常生活全般や社会福祉施設を視野にいれた知識・能力を取得することができます。

合格率は2級は46.8%、1級が12.8%と難易度の高い資格です。

二級建築士

国家資格でもある二級建築士は大学・短大・専門学校・高等学校で指定科目を履修、指定科目を履修していない場合は7年間の実務経験が試験を受けるために必要です。

学科試験と設計製図の試験があり、合格率は25%と難易度の高い資格です。

私も必要性を感じ、取得を考え独学では難しいと感じたので、学校に通い学ぶことを考えましたが、休日丸1日勉強するのはしんどいと思い断念しました。

しかしインテリアコーディネーターで二級建築士を持っていると実務でもとても有利です。

設計とコーディネーターと仕事の内容が分業されているとはいえ、お客様と打ち合わせを進める中で設計に関する範囲のことも聞かれることが多く、その場で解決できた方が仕事がスムーズに進み、お客様からの信頼度もアップします。

こういった理由もあって仕事をしていく上で、二級建築士をもっているとメリットの多い資格だと思います。

キッチンスペシャリスト

キッチン空間に特化した資格です。

学科試験と実技試験に分かれていて、学科試験は全36問で120分、実技試験は筆記(図面表現)によるキッチン空間の企画・提案に関することで150分の試験です。

合格率は2022年度では33.4%としっかり勉強をしないと取得できない資格だと思います。

私は住宅設備メーカーでも働いていたことがあって、その時インテリアコーディネーターは持っていましたが、キッチンスペシャリストは取得しておらず、取得していればよりお客様からの信頼度につながったと思います。

ニッチな資格こそ、持っているとお客様からの信頼度があがるメリットがあります。

インテリアコーディネーターの仕事をする上で資格を取得するメリットは?

木製のハテナマーク

就職や転職に有利

未経験でも資格をもっていると採用される確率があがります。

私もインテリアコーディネーターの資格を取得後に、インテリアコーディネーターの職種を募集している会社に応募し、無事に採用されて仕事を始めることができました。

その時「未経験だけでは採用されることは難しいのでは」と面接中の時に感じました。

また常に希望する求人があることは少ないので、「これだ!」と思う求人を見つけたときに他の人よりもインテリアコーディネーターに必要な資格を多く持っていた方が採用されるチャンスが広がると思います。

給料アップにつながる

会社によっては資格取得によって給料がアップすることもあります。

私が勤めていた会社も給料アップのシステムがありました。

少しでも給料にプラスαされると思うと資格を取得するやる気にもつながりますよね。

名刺に書いてあると信頼度がアップする

インテリアコーディネーターの仕事をする上で信頼度は大事です。

最初にお客様に名刺を渡してインテリアコーディネーターの資格を持っていることを伝えられると、多くのお客様は安心と自分に期待をしてくれることが多いです。

そうなるとお客様からより多くの情報を得ることができます。インテリアコーディネーターの仕事で大事なことは、お客様からより多くの情報を引き出すことだと思っています。

打ち合わせ中も多くの情報を得ることができるので、より良い提案ができ、打ち合わせがスムーズに進みます。

業界未経験でも必要な知識が身につく

インテリアコーディネーターの仕事を始めたばかりの時、分からないことが多く、調べることが多かったです。

しかしインテリアコーディネーターの資格取得である程度、インテリア・建築に関すること勉強をしていたことで、少しは調べることを回避できたこともありました。

分からないことを調べていると時間もかかります。

インテリアコーディネーターの仕事は覚えていくことも多く、少しでも知識はあった方が仕事を始めてからも楽で、仕事を楽しいと感じられるようになるまでも早いと思います。

インテリアコーディネーターの仕事は資格がなくてもできるのか

結論から言うと、資格がなくても仕事はできます。

資格を持っているだけではやっていくのに難しい仕事でもあり、資格よりも経験のが必要とされる仕事です。

しかし、ここまで読んでいただいた方は資格を持っていた方がメリットが多くあると感じていただけたのではないでしょうか。

私もこれからもインテリアコーディネーターとして仕事を続けていきたいと思っているので、自宅で自分のペースで学べる独学や、より効率的に学べる通信講座を利用してインテリアコーディネーターに必要な資格を取得していきたいと思います。

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